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2007年8月 5日 (日)

秋のブログ再開のお知らせ

読者の皆さ~ん、

お久しぶりです。暑い日が連日続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

すでに終了してしまったオジサンのブログですが、多くの方々が毎日このブログを訪れて、過去の記事を読んでくれています。英語ブログランキングに登録して、記事を投稿していたころよりもずっと多くの方々が訪れています。とっても不思議に思うと同時に、非常に感謝をしております。

さて、前回の投稿連載では最後の方はヘトヘトになってしまいましたが、4ヶ月間休養を取り、体力も回復してきましたので、また秋からブログの投稿を再開しようと思っております。

前回の投稿では、主としてロングマンの使い方と英語の本を読むことの楽しさをテーマとして書きましたが、今回は何にしようか考えた末、宗教をテーマに書こうと思っています。

なぜ宗教について書こうかと思ったかというと、オジサンは20年間、海外の人たちと仕事をしてきたのですが、「あれれ?」と思うようなことがいろいろありました。彼らの行動が理解できないのです。ところが徐々に彼らの意思決定には宗教が大きく関係していることがわかってきました。彼らの宗教を理解すると、彼らの行動が日常的なことから国際紛争にいたるまでよくわかるようになります。タイム誌などを読んでいても、非常によく内容がわかってきます。

たとえば、私たち日本人にもなじみのあるキリスト教ですが、私たちが持っているキリスト教に対するイメージと実際のキリスト教では大きな相違があります。

聖書を通読するとそのことがよくわかります。

なぜか日本では、キリスト教徒であっても聖書を読みません。オジサンの周りにいる何人かの日本人のキリスト教徒に聞いてみたのですが、旧約から新約にいたるまで聖書を通読した人は一人もいませんでした。日本ではクリスチャンになる人のほとんどは、牧師さんの人柄に惹かれたとか、ミサの荘厳な雰囲気が好きということで、毎週日曜日に教会へ行くようになり、そのままクリスチャンになる場合がほとんどのようです。もちろんオジサンはこのようなキリスト教の学び方に反対しているわけでないので誤解しないで下さいね。

日本人のキリスト教徒でさえ聖書を通読しないのですから、おそらく一般の日本人で聖書を通読された方は非常に少ないのではないかと思います。ところが欧米では小さい頃から子供たちに聖書を全体を通して読ませます。

日本人が持っているキリスト教の神様のイメージは、なんかホワ~ンとしてとっても暖かくって、愛に満ちているありがた~い神様を想像するのではないかと思います。しかし聖書に描かれている実際の神様は我々の想像とはまったく違っています。水風呂とサウナくらいの温度差があります。

天地創造から新約まで読んでいくと、私たちが持っているそのようなキリスト教観はふっ飛んでしまいます。聖書の中には我々の想像をはるかに越えるすごい世界が広がっています。

秋からのブログで、ぜひオジサンと聖書をおおざっぱにザッと通読しましょう。皆さんのキリスト教観が変わると思いますよ。

また、アラブの方たちの宗教、イスラム教もオジサンといっしょに勉強しましょう!

イスラム教は現在人口比率で言うと世界第二位の宗教ですが、あと10年~20年もすると、キリスト教を抜いて、世界第一位の宗教になります。それなのにほとんどの日本人がイスラム教を知りません。

イスラム教というと、日本では、「なんか奇怪な宗教で、テロばかり起こしている恐ろしい宗教」、というイメージがあると思います。

ところが、イスラム教を勉強すると、皆さんのイスラム教に対する見方が180度変わります。

イスラム教ほど平和を重んじる宗教はありません。感動すら覚えますよ。もしオジサンが生まれ変わって、どの宗教をやりたいかと聞かれたら、まっさきにイスラム教を選びます。イスラム教は理想的な宗教です。だからイスラム教が世界的に急速に広まっていくのがわかります。

いま世界中で起きているイスラム原理主義運動が問題になっています。

9.11が起きた時、ある大新聞が「テロの背景には貧困があるので、貧困の撲滅が大切である」というような論調の社説を出しました。たしかに貧困の撲滅は重要ですが、テロを起こすイスラム教徒の中にはエンジニアや弁護士、医者という地位の高い人たちが相当数占めており、単に貧困が原因ではありません。また世間で言われているような、単純なキリスト世界とイスラム世界の宗教対立と捕らえるのもちょっと違います。理由はもっと別のところにあります。

それでは中東の混乱も含めてこれらの原因はなにか?

その答えはイスラム教の聖典・コーランの中にあります。

ぜひ秋からのブログで、オジサンといっしょに世界四大宗教のうち、ユダヤ教、キリスト教およびイスラム教を勉強しましょう!きっと皆さんが英語を使ってコミュニケーションを取る時や、タイム、ニューズウィークなどを読むときの理解に役に立つと思います。

なお、オジサンはキリスト教徒でもイスラム教徒でもなく、また宗教学者でもありません。「オジサンの言ってることは、教会の牧師さんが言っていることと違う!」と、抗議されてもオジサン困っちゃいます。オジサンは正式な宗教学を学んでおらず、独学で聖書を読み、宗教本を読んできただけですので、素人の域を出ておりません。オジサンの個人的な解釈ですので、正当な教義と違っているところが多々あると思います。そこのところはご容赦していただくとして、あくまでも参考程度までにしていただきたと思います。

秋からのブログではこの宗教をテーマに10~15回くらいの投稿記事を書こうと思っています。また今回は英語ブログランキングに載せません。前回は一週間に一回でしたが、今回は不定期にします。読者の皆様には気長にお付き合いいただけますようにお願いいたします。

前置きがまたまた長くなってしまいましたが、涼しくなったらお会いしましょう。

じゃね、バイバイ。

オジサンお薦めの本)

聖書

聖書協会が出版している、口語英語で書かれた読みやすいバイブルです。この聖書の特徴は各章の要約が冒頭に書かれていることです。聖書は日本語で読むよりもこの英語版で読むほうがずっと楽です。中学3年生程度の英語力があれば理解できるほど、平易な文章と単語で書かれています。

平易な文章で書いてあるとは言え、一般の我々が聖書を通読するのは骨の折れる作業です。なぜかというと、系譜が非常に複雑で混乱するからです。最初から細かく読んでいくと何がなんだかわからなくなっちゃいます。そこで枝葉末節は思い切って省き、ざっくりと幹の部分だけをすばやく読みましょう。そうすることによって聖書による神と人間の関係がより深く理解できます。どの部分が太い幹かは秋からのブログで明らかにしますね。

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コメント

キリスト教のみならずユダヤ教やイスラム教まで教えて頂けるなんてグッと来ちゃいますね。今からブログ再開が楽しみです。
最近アメリカ人宣教師の方と話す機会があるのですが、例えば、松岡大臣の一件は我々日本人にとっては共感できる部分や、それまでどれだけ苦しんできたかとかいった部分を察する事ができますよね。アメリカ人宣教師の方は、「クリスチャンであれば神に許しを請い、リセットして別の形で責任を果たすんだけどね」みたいな事を言っていたと思います。(1ヶ月以上前の事なので正確じゃないかもです。)
常に戒めを心に留めて生活するけど、やってしまった事はきれいさっぱり。反省はするが後悔はしない といった所でしょうか。

タクトさん

早速のコメントありがとうございます。毎日のぞいていただいていたんですね。

キリスト教、ユダヤ教、イスラム教を教えるなんて偉そうなことは言えません。恥ずかしいです。私は正式に宗教学を学校で学んできたわけではないので、タクトさんの通われている教会で教える内容と違っちゃうかもしれません。その時はご容赦下さい。あくまでも個人的な感想を述べるだけです。

前半はキリスト教について書くつもりです。

おそらく宣教師の方たちがあまり話題にしたくない、カインとアベルの話や、ヨシュア記、ヨブ記、あるいは出エジプト記の「過ぎ越しの大祭」なども取り上げていきます。宣教師と会話をするときの話題にすれば、おそらく激論(?)必至ですよ(笑)。

松岡大臣の宣教師さんのコメントについてですが、
パウロのローマ人の手紙の第5章12節に、このようなパウロの言葉があります。

Sin came into the world through one man (Adam), and his sin brought death with it.

アダムとイブが「楽園」を追われてから、人間に罪が入り込んでしまったのです。したがってどんなにがんばっても人間は正しいことができない存在なのです。だからパウロは第3章9節でこう断言しています。

There is no one who is righteous.
正しい人など一人もいない。

そしてパウロは続けてこう言います。

God puts people right through their faith in Jesus Christ.
イエスへの信心において正しきものとなる。

神に許しを請い、イエスにすがりつくこと。宣教師の方はこのことを言いたかったのかもしれませんね。

また長くなってしまいました。

それでは秋によろしくお願いいたします。

こんにちはお久しぶりです。再開の日をずっとおまちしておりました(*^_^*)
しかも今度は宗教とは!なんておもしろそうな題材なんだ!!あらすじをお伺いしただけで、わくわくしてます。

世界の宗教のうち仏教が省かれているのは、故意なんでしょうか?私は宗教は全く日常に関連していない人間ですが、それでもこっちにいると、結構キリスト教徒との考えの違いを感じさせられることがあります。(輪廻転生など)あとは、神道かな?(日本人は感覚的にすべてのものに魂が宿ってるとおもっているじゃないですか!)その辺のところが、キリスト教徒の比較で出てくると、とてもおもしろいとおもいまーす。

 待ってました~!!!
 しかも、はるか昔の高校生時代、未履修問題にばっちり引っかかり、高校でまともに勉強したのは(理系だったので)地理だけ。というavyaktaからすると、とても興味深い内容です。

 お正月に神社に初詣に行くだけで普段神を意識していなかった(今は毎日太陽の神様にお祈りしてますが)一般的日本人と思われるわたしは、現時点では、キリスト教もイスラムも余り好きではありません。
 神に頼らない人は地獄に落ちる、だとか、神に頼らない人なんか知~らないっ!という教義で、排他的なように理解しています。布教というか、押し付けがましいところもキライでした。この偏見がどう覆させられるのか、楽しみにしております。

 ヒンズー教は、詳しくは知らないんですが、輪廻転生、とか、失敗しても誠意を込めて謝れば神様は許してくれるよ。とか、寛大なところがわりと気に入ってはいるんですが(信者ではないです)。

nanakeさん

お久しぶりです。ご無沙汰していてすみません。

コメントありがとうございます。

そうなんですよね~。4大宗教のうち仏教を語らないということは、四こまマンガの一こまがないのと同じですよね。

仏教について本当は書きたいのですが、仏教には後世の人たちが書いたたくさんのお経はあるのですが、バイブルのような釈迦が直接話した(あるいは書いた)聖典がないので、どれが本当の釈迦の教えなのかよくわからないのです。またインドから中国を経て日本に到達した仏教は、時間とともにどんどん変化していきました。おそらくインドでの釈迦の教えと、現在日本に伝わってきた仏教は相当かけ離れていると思います。

以前、インドのビジネス・パートナーのマニシャンカ・ミシュラという人が日本に来て、私と地方の顧客を自動車で回っていた時のことです。マニさんがふとこんなことを言ったのです。

「日本ってキリスト教徒が多いんだね」

彼の発言の意味がわからなかったので、私が「なんで?」と聞き返したら、

彼は車の外の墓地を指差して、「だってお墓が目に付くから」と言うのです。

彼が指差したお墓は、お寺のお墓なのです。そこであれは仏教徒のお墓であることを教えたら、マニさんはとても驚いていました。インドではお墓を作るのはキリスト教徒だけで、ヒンズー教も仏教もお墓は作らないそうです。

マニさんによると、インドの仏教は徹底的に無を追求する宗教だそうです。「空」を悟ることがもっとも重要なことで、本来我々には名前すらあってはならないのです。そして輪廻転生を信じ、死んだあとは現世に未練を残すものはあっては成仏できない。だから死んだら焼いて、骨などは砕いて川に流すか、団子にまぜて鳥などに食べさせてしまうといいます。まったくその人が生きていた痕跡を残しません。

もし釈迦が生き返って、日本の仏教では死んだら戒名という有難い名前をいただいてお墓を作るということを知ったら、目を回してひっくり返っちゃうのではないかと思います。

おそらく本当の仏教を知るにはインドにそのルーツを求めるべきなのかもしれません。

そんなわけで、仏教については次回の私の宿題ということにして、今回は省略させていただきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

avyaktaさん

コメントありがとうございます。

おそらく聖書を通読すると、「地獄に落ちるぞ~」というような言い方をする人は、エセキリスト教であることがすぐにわかるようになります。聖書のどこにも地獄があるなんてことは書いてありません(仏教にも同様に天国・地獄はありません)。その意味では、秋からのブログを読んでいただければ、それらの偏見は解消するのではないかと思います。

ただし、聖書に書かれている神を知ったら、ますますキリスト教が嫌いになっちゃうかもしれません。それほど我々日本人が持っている神様のイメージとかけ離れています。

逆にイスラム教の神様は寛大で好きになっちゃうかも。(驚くべきことに、アッラーは一匹の猫にさえ、慈悲深いのです!)イスラム教を知ると、まず多くの人が感動すると思います。アッラーはどちらかというと日本人好みの神様かもしれません。

もっとも今回の宗教について書くのは、勧誘が目的ではなく、欧米人やアラブの人々を理解するためです。あくまで外から見たキリスト教、イスラム教について書いていきます。

今後とも愛読をお願いします。

いつも素晴らしいコメントをいただきありがとうございます。
「秋のブログ再開のお知らせ」を投稿なさったということで、
早速(と言ってもいささか遅きに失した感はありますが)
おじゃましました~。

>日本人のキリスト教徒でさえ聖書を通読しないのですから、おそらく一般の日本人で聖書を通読された方は非常に少ないのではないかと思います。

私自身は何教徒でもありませんが
中・高・大と、(ゆるい)キリスト教の学校に通いました。
でも、考えてみれば確かに聖書を通読したことがありません。
(宗教という言葉に何となく抵抗感を覚えるっていうのもあります……)

英語にかかわるからには聖書を知らなくては、と言われれば言われるほどその気になれないっていう困った現象も手伝ってました。

そんな中、最近ちょっとした行き掛かりでミサ曲を歌うことになり、あわてて聖書がらみの本をチラチラとのぞいたりしているんですが
「旧約聖書って、まるでワイドショーの世界だな~!」
なんてあらためてビックリしています。
(中学のとき聖書の先生が
「旧約聖書は読まなくていい!」と
しつこくおっしゃっていた意味がわかるような気がします)

それでもなかなか一人で読み続けるだけの気力がなかったところへ今回のかいちゃんさんの企画! まさに「渡りに船」です!

しかもイスラム教まで扱ってくださるなんて。
イスラム教に対する考え方が180度変わるのを楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いします。

はなぶささん

コメントありがとうございます。

なるほど!たしかに旧約聖書の世界は、近親相姦、不倫、三角関係のもつれ、略奪、暴行、ねたみ、殺人、はては天変地異の大災害等々…、テレビレポーターが嬉々とするようなワイドショーネタでいっぱいですね。今回のブログの副題を「オジサンの旧約聖書ワイドショー講座」としましょうか(笑)。

やっぱり旧約聖書はいっぱんの日本人には刺激が強いので、ミッションスクールでも教会でも、信者やミサに参加する人たちに読ませないようにしているのですね。でも、ユダヤ教の社会やキリスト教の欧米では子供たちに隠すことなく、小さいころから旧約聖書をちゃんと読ませるんですよね。だから彼らは成人すると、ゆるぎのない本物のユダヤ教徒、キリスト教徒になるのです。

私の素人的意見ですが、我々クリスチャンでない者が聖書を勉強する時も、やはり旧約聖書を読んでから新約聖書を読むべきではないかと思います。旧約聖書から目をそむけることなく、ちゃんと理解してから、新約聖書を読むことにより、はじめてイエス・キリストと彼の弟子であるパウロの偉大さがわかるからです。この二人のどこが偉大であるか。秋からのブログで、私の考えを述べさせていただきます。乞うご期待!

よろしくお願いいたします。

うわ~~~い!久しぶりに覗きに来たら秋から再会のお知らせ!!!
ものすごく嬉しいです。このブログの休止以来、なんだか毎週物足りなくて・・・。

しかも内容が宗教!
私はとてもここらへんに興味があって、図書館などで本を借りて読んだりしていますが、奥が深くて面白いです。
我々部外者から見ると、宗教戦争などはヒステリックというか感情的なものに見えがちですが、いろいろ知るとそんな簡単なものではないと思えてきます。

秋になるのが待ち遠しいです!

おぉっ!Akichuさん、お久しぶりです!

その後、翻訳の学習は進んでいますか?

そうなんですよね。

私たち日本人は、キリスト教やイスラム教をなんとなく知っているような気になっているのですが、実際に聖書やコーランをまじめに読んだことがある人って案外少ないのです。きちんと読んでみると、「えっ!こんな宗教だったの!?!?」ってことがたくさんあります。

特定の宗派に入って教義を習ったわけではないので、独善的な意見になってしまうかと思いますが、素直に素人が見たキリスト教とイスラム教の驚きの世界をお伝えできればと思っています。

9月ころから書き始めようと思っています。またよろしくお願いします。

お久しぶりでございます。ブログ再開のお知らせ心待ちにしておりました。私も他の事に割く時間が多く英語の勉強どころか英語について考えることも少ない毎日になっています。せめて読書ぐらい楽しめる時間がほしいのですが。。。今後ともまたどうぞよろしくお願いします。

birchさん

コメントありがとうございます。

ときどきbirchさんのブログを覗いていたのですが、レポートとずいぶん格闘されていて大変だなぁと思っていました。でもその修羅場をくぐりぬけるころには相当な実力が付いているでしょうね。がんばって下さい。

勉強の合間の息抜きにときどき当方のブログを覗いてみて下さい。9月ころから投稿を開始しようと思っています。

よろしくお願いします。

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