「ロングマン」の使い方・その1
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今週からまじめに(?)英語学習ブログらしく、英英辞典について書こうと思う。
読者の皆さんは、ロングマンという英英辞典をご存知だろうか。
ちょっと大きめの書店であれば、学習参考書コーナーにはたいてい英和辞典といっしょに置いてあると思う。使っている人はわかると思うが、この辞書はほんとうにすごい辞書である。ロングマンを使うと、英語学習の効果が飛躍的に上がるのである。オジサンは30歳から英語をやり直したのであるが、ロングマンがなければおそらく今の英語のレベルに達しなかったと思うほどだ。
ロングマンで学習すると、英和辞典で学習するより数倍の効果が上がると言っていい。
それにもかかわらず、ロングマンを使っている人は案外少ないような気がする。これはいったいどうしてなのだろうか?
図書館へ行くと自習室で多くの学生さんや社会人の方々が英語を勉強しているのを目にするが、よく見ると彼らが使っているのはほとんどが英和辞典だ。ロングマンどころか、他の英英辞典でさえ使っている学習者を見たことがない。娘が通っていた高校でも、英英辞典を使っている生徒はひとりもいなかったとのこと。
おそらくオジサンが考えるに、この理由は、①英英辞典は「上級者が使うもの」という迷信に近い誤解があることと、②英英辞典の使い方がわからない、ということではないかと思う。
①に関して述べると、たしかに、オジサンが学生時代だった30年前の英英辞典は大変にむつかしかった。当時はロングマンという英語学習者向け英英辞典は存在せず、英英辞典といえば、ウェブスター、ケンブリッジ、(旧)オックスフォードといった、ネイティブ・スピーカー向けの辞書しかなかった。これらの辞書は日本人が国語辞典を使うように、ネイティブ・スピーカーが知らない英単語を調べるときに使うもので、英語学習者が使うには非常に難解なものであった。おそらくその当時の英英辞典のむつかしさがそのまま、「英英辞典は上級者が使うもの」という印象として残ってしまったのだろう。しかし現在では、英語学習者向けに作られた英英辞典が出版されている。ロングマンもその一つだ。
ロングマンでは、単語の意味は基本2000語という簡単な英語で説明されており、これらの単語は高校2年までに学習するものである。したがって高校3年生以上であれば、十分に使えるものである。英検2級保持者であれば、だれでも使えるはずである。だから、「英英辞典は上級者が使うもの」という考えは、少なくともロングマンに限って言えば、迷信といって良いくらい誤った考えである。
ただし、オジサンは英英辞典が普及しない理由は②の方が大きいのではないかと思う。
学習参考書コーナーへ行っても、英英辞典の使い方に関する参考書が少ないのである。あったとしても、英和辞典との併用とか、英文を書くときに利用するといった部分的使い方を紹介するもので、英和辞典から英英辞典に完全に切り替えるような本格的使い方を紹介するものではない。
ロングマンを購入すると、「使い方の手引き」というのがついてくる。ロングマンの日本出版元が出している由緒正しい(?)ロングマンの使い方の小冊子である。版を改訂するごとに著者が替わるが、たいがいは大学教授や助教授、または●×▲言語研究所の所長といった偉い方たちによって書かれているものだ。
しかしながら、書いた著者の方々には申し訳ないが、この小冊子ではロングマンの構成や品詞の表し方などは理解できるが、肝心な使い方についてはさっぱりわからない。
オジサンは最初のころ、この小冊子を「穴が開くほど」読んでみた。ところが、ちっとも使い方がわからないのである。おかげさまでロングマンを使い始めた最初の半年間くらいは、まったく無意味な時間を過ごしてしまった。(この時の悲惨な経験は、次回のブログで紹介したい。)
ロングマンを使うユーザーからすると、知りたいことはもっと具体的なことなのだ。
たとえば、ロングマンで dog という名詞を調べると、a very common animal with four legs that is often kept as a pet or used for guarding building と説明してある。ユーザーとしては、それをイメージで理解するべきなのか、あるいは頭の中でいったん「犬」と日本語にして理解するべきなのか。また、それらの単語を覚えるときは、英単語帳をどのようにつくるべきか。dog/犬 と書くべきか、あるいは dog/a very common animal~と書くべきなのか。また、ロングマンで単語の意味を調べようとしたら、意味の説明文の中で、知らない単語が出てきた。再度ロングマンでその単語を調べるべきか。といった具体的なことを知りたいのである。
また、もっと重要なこととして、ロングマンを使うと、英和辞典を使用する場合とくらべ、どのような学習効果があるのかということが全然書かれていないのである。
ロングマンを使った場合の学習効果がなければ、ただの徒労に終わっちゃう。そんな苦労は誰もしたくない。はっきりと「●×▲□のような学習効果があります」と、書いてくれなければ、使うユーザーからすると、二の足を踏んじゃうのは当たり前なのだ。
もっとも英英辞典の使い方についての参考書がないとか、あるいはロングマンの使い方の手引きがわかりにくいということは、よく考えてみると当然のことなのかもしれない。
なぜかというと、ロングマンのような英語学習者向け英英辞典が登場したのは、いまから20数年前なのである。つまり、学習参考書や辞書の解説書を書いている英語学者や大学教授たちの学生時代には、ロングマンは存在していなかったのである。だから彼らは英英辞典を使って英語学習してきたわけではないので、ユーザーの立場から見た「使い方」のポイントがつかめないのは当たり前の話だと思う。
はっきり言って、英和辞典と英英辞典の使い方はまったく違うのである。自転車とバイクほどに違う。自転車の乗り方が上手だからといって、バイクに乗ったことがない人にバイクの乗り方の説明書を書かせているようなもので、もともとムチャな話なのだ。
ただし、20数年前に学生であり、オジサンと同じようにその頃からロングマンを使って英語学習をしてきた人がもしいれば、その人たちがようやく大学の助教授や教授になる時期になってきた。
おそらくここ数年のうちに、それらの新しい世代の人たちが英語学習者向け英英辞典やロングマンの使い方の参考書を書いてくれるだろう。そうすれば、英英辞典やロングマンを使う学生や学習者が多くなってくると思われる。そうなれば、日本人の英語のレベル(特に読解力)が飛躍的に伸びることは間違いない。
その時期がすぐ目の前に来ていると信じたいが、それまでは、とりあえずは僭越ながら、オジサンのブログを参考にしていただきたい。
オジサンの20年間のロングマンを使ってきた経験では、英英辞典を使うことによって以下の効果が得られる。
①読む理解度が高まる。②読むスピードが増す。③単語が覚えやすくなる。④書く英語の説得力が増す。⑤思考力が増す。
英英辞典というと、単に「英単語の微妙なニュアンスがわかる」と思っている人が多いのではないだろうか。ところが実際にロングマンを使って英文を読むと、ニュアンスがわかるなんていう程度じゃないことがわかると思う。
行間が読めるほど書かれている内容を深く理解できるのである。
皆さんには、以下の文章の違いがわかるだろうか。
A.Schools are predicting an increase in student test scores.
B.Schools are anticipating an increase in student test scores.
C.Tom left his car at the corner of the town.
D.Tom abandoned his car at the corner of the town.
英和辞典を使うと、Aは「学校側は生徒たちの得点が上がることを予測している」、Bは「学校側は生徒たちの得点が上がることを予期している」ということになる。予測も予期も似たような感じで、はっきりとこの文章の違いがわからない。ところがロングマンを使っている人にはこれらの単語の決定的な違いがわかるのである。
predict と anticipate は、ロングマンでは以下のように出ている。
predict = to say that something will happen before it happens:
anticipate = to expect an event or situation to happen, and do something to prepare for it:
anticipate という動詞は、「~を予測(または予期)する。『そしてそれに備えて何かをする』」という意味の単語なのである。つまり、Aでは単にテストの得点が高くなることを予測しているのであるが、Bはテストの得点が高くなるので、同時にたとえば合格点ラインを高くするとかいった、なんらかの対抗手段を取っていることがわかる。もちろん文脈を追っていけばそのようなアクションを学校側が取っていることがわかってくることこともあるが、anticipate が出てきた時点で、なんらかのアクションが取られていることがすぐにわかり、より書かれている内容を深く知ることができるのである。
同様に、abandon の定義は以下の通り。
abandon = to leave a place, vehicle etc. permanently, especially because the situation makes it impossible for you to stay:
abandon という単語は「『差し迫った状況のため』~を置いていく」という意味の動詞なのである。したがってロングマンで勉強してきた人たちは、小説などでこの文章を読んだだけで、トムは追っ手に追われているとか、警察の非常線などが張られているとかいった、緊迫したハラハラドキドキの状況で、トムが仕方なしに車を置いていったことがわかるのである。
小さなことであるが、このようにロングマンを使い、『 』のような日本語では表しにくい意味も含めて英単語を覚えていくことにより、書かれた英語の文章をより深く読み込むことができるようになってくるのである。とくに難易度の高い単語になるほど、日本語にはない概念が含まれてくるので、『 』部分の比重が大きくなってくる。タイム誌などは、ロングマンを使って読まないと、本当の内容を把握することは不可能ではないかと思うことがしばしばある。
そのようなわけで、オジサンは読者の皆さんに本当の読解力をつけるために、ロングマンの英英辞典を使って英語学習をしてほしいのである。
来週より何回かに分けて、ロングマンの使い方や英単語帳の作り方を徐々に説明していきたい。本日は長くなったのでこれまで。
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あとがき)
お疲れ様でした。
オジサンが昨年の8月にこのブログを開いたもともとの理由は、①もっと読むことの重要性を皆さんに知って欲しい、ということと、②ロングマンをもっと世の中に広めたい、ということでした。
これまでかなり横道にそれたりしましたが、①については、本の紹介やときどきブログの中で、読むことの楽しさや重要性を述べてきました。ある程度、読者の皆さんに伝わったのではないかと思います。
ところが、②のロングマンについては、自分のブログで紹介せずに、Fumikaさん、Mojoさん、Askumiさんのブログを占拠(?)して、ロングマンの自論を展開するというはた迷惑な蛮行を何度か繰り返してきました。このブログも終盤を迎え、最後は自分のブログでしっかりロングマンで締めますので、三人様、これまでの失礼をお許しください。
なお、この3人の方のブログではときどきロングマンを使った学習法も紹介していますので、読者の皆さんはオジサンのブログ同様に参考にしていただきたいと思います。
さて、来週の投稿予定は3月4日(日)です。それじゃ、最後までお付き合いを。応援のクリックをお願いいたします。
オジサンお勧め英英辞典
ロングマン現代アメリカ英語辞典
オジサンが4~5年まえに5冊目に購入したロングマン。この版を境に、ロングマンの語の定義の方法が大きくかわりました。If と to not(分離不定詞)の表現が使われるようになり、それまでと比較して非常に語の説明がわかりやすくなりました。これらの表現方法についても、今後のブログで説明していきます。 アメリカ英語に特化しており、タイム誌などを読むには必需品です。
ロングマン現代英英辞典
オジサンが最近購入したロングマン。英語、米語を幅広く載せており、英米人の小説などを読まれる方に最適です。この版も「現代アメリカ英語辞典」同様に If と to not の表現を採用されるようになり、語の定義のわかりやすさがさらにアップしました。
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おはようございます。
昨年秋にかいちゃんさんにこのロングマンを推薦していただきまして、すぐにロングマンを買い求め、使い始めました。
きっかけは、リスニングで使用していますBBCのテキストに使用されていました単語の意味が、英和辞書には適切なものが載っていなかったことから始まりました。私は辞書の引き惜しみをする方ではありませんので、持っている辞書は全て調べても納得いきませんでした。ロングマンを調べますと、ぴたりとした納得のいく定義がされていました。このときから、不安なときは必ずロングマンを使います。特に英作文のときは語(句)の正確な定義を知らないで使うと、滑稽な文になる可能性もありますから、きちんと調べて使用するように心がけています。
こういう遠回りのようではありますが、一番近道の学習方法を薦めてくださいましたのは、かいちゃんさんです。
次回のロングマン談義も、今から心待ちにしております。
私などをここに御紹介していただきまして、大変恐縮しております。ありがとうございました。
投稿: Fumika | 2007年2月26日 (月) 07時17分
なるほど。英英辞書も進化してきているのですね。
predict と anticipateの違いも、この定義ならよくわかります。
かいちゃんさんが「ロングマンの利用法」の小冊子を書いたらきっとわかりやすいものになると思います。これだけロングマンに精通していて、かつそれだけの文章力を備えていれば十分可能だと思うのですが。などと勝手なことを言って申し訳ありません。
次回も楽しみにしています。
投稿: 英語の虎 | 2007年2月26日 (月) 22時28分
Fumikaさん
コメントありがとうございます。
Fumikaさんは私がブログを始めて、初めてのロングマン賛同者になっていただいた方です。最近はFumikaさんのブログでのロングマンの使い方が上手なので驚いています。私がロングマンを使いこなせるようになるのに1年かかりました。Fumikaさんはすでにロングマンの使い方のコツをつかんでいます。
私たちは中学校で初めて英語に接した時からずっと英和辞典を使ってきましたので、いつしか英和辞典は「絶対的なもの」という意識ができてしまったんですね。だから英和辞典で調べても英文の意味がわからない時は、自分の「英語力不足」だと思っちゃう。ところが、そういう場合は、英和辞典に適訳が載っていないことの方が多いんです。
英和辞典はもともと英英辞典を和訳したものですが、どうしても日本語に訳しきれない言葉が英語にはあります。今回の記事に載せた anticipate もそうです。英和辞典では anticipate は単に「予期する」と出ていますが、anticipate という単語は、予期すると同時に『準備をする』という概念を含んだ言葉です。これを一度に表す言葉は日本語にはありません。翻訳者はしかたなく「予期する」と載せただけです。このような日本語にしきれない英語の言葉はたくさんあります。英和辞典で英語の文章を読むということは、この言外の『 』の意味を知らずに読んでいくことなのです。これでは英語で書かれた内容を完全に理解することはできません。
今後ともロングマン普及のためがんばりましょう。
投稿: かいちゃん | 2007年2月26日 (月) 22時43分
英語の虎さん
いつもコメントありがとうございます。
そうなんです!特にロングマンは進化し続ける辞書なんです。私はこれまでロングマンを5冊使いつぶしました。3~4年使うとボロボロになっちゃうので、買い換えてきたのですが、そのたびにロングマンが使いやすくなっているのに驚かされます。20年前のロングマンと現在のロングマンでは、わかりやすさに関して、雲泥の差があります。この点をロングマン本社に聞いたところ、かれらは常に新聞や雑誌等から文章を抜粋して、膨大な量をデータベース化しているとのことでした。それらを使って日々新しい辞書を作る努力をしています。4年前に購入した「ロングマン現代アメリカ英語辞典」では、例文のなかになんとアメリカ合衆国大統領ブッシュが出てくるものもあるのです!いつまでも古臭い日本語をのっけているどこぞの英和辞典の出版社は見習ってほしいものです。
実をいうと「英英辞典の使い方」という草案を作って出版社に持って行ったことがあります。残念ながら門前払いでした。理由ははっきりと言われませんでしたが、出版に詳しい友人に聞いたら、大学教授の書いた小冊子を教育のバックグランドのない人が書いたものと替えることはまずないとのこと。確かに、私の「消防士」→「トラックの運転手」→「海外営業」→「産廃業者」という職歴では、だれもロングマンを買おうとは思わないですよ(笑)。こういう場合は少なくとも大学教授の監修をつけて出版社に持ち込まなくては話にならないそうです。大学教授の知り合いもいないのであきらめました。
そんなわけで、今度はブログという手段でロングマンを広めようとしているわけです。
投稿: かいちゃん | 2007年2月26日 (月) 23時15分
連続投稿お許しください。
その理由はあんまりですよね。実際に辞書を使うのは学習者であり、利用の手引きもその学習者の立場から書かれてしかるべきだと思います。そのような権威ある方々によって難しく書かれたもの誰が喜ぶんでしょうか。
実際にロングマンの辞書を使って英語を上達させたかいちゃんさんが、学習者の視点で書かれたもののほうが、遥かに説得力あると思うのですが。
すみません。ここで言ってもしょうがないんですけどね。なんかやりきれないです。
投稿: 英語の虎 | 2007年2月27日 (火) 00時07分
こんにちは、英英辞典布教に大賛成です。英語の勉強もある程度行ってくると、英和を使ってると一生つかめない単語のニュアンスって出てきますよね!簡単な単語なのに日本語だと難しい説明で返って混乱したり・・。
私は今はもうほとんど英和使いませんが、経験上、
1、名詞を調べるとき→例えば犬みたいな簡単な物
2、文法的に使い方が曖昧なとき(動詞が多い)→これってSVOCできたっけとか?
みたいなときは、英和ですばっと答えてもらった方がしっくり来る気がします。
今のクラスメート達もそうですが、英→自国の言葉辞典しか使わない人たちの書く・話す英語は、常に英→自国語変換プロセスを通っているため、違う国の人が見ると変です。
英英で、単語一つ一つの細かなニュアンスまでを覚え込んでいく作業は、自分の英語のレベルアップのために欠かせませんよね!(かといってネイティブの人たちの日常会話を聞いていると、彼らのボキャブラリーに疑いを持つことはありますが、まあそれは日本語でもおなじこと)それに英英で意味をつかんでいけば、同時にSynonimも覚えられるし。
デリケートだったりこじゃれた形容詞、動詞、を文章中で使いたいときは、自分で意味を知っていても、あえて一回英英で調べて、意味を確認するようにしています。
英英とシソーラスと英活は英文書く上で欠かせません・・・。もしなかったら、きっと小学生みたいな英文しか書けないだろうな。(;´∀`)
投稿: Nanake | 2007年2月27日 (火) 02時37分
文中でご紹介いただきありがとうございました。
英文を書くときに微妙なニュアンスを調べたのがきっかけですが、そのうちに当たり前のように使ってきた基本的な単語の意味や使い方も、果たしてナチュラルな英語なのか気になってきて、少しでも「?」と思うと面倒がらずに英英辞典を引くようになりました。すると、英語で書かれた説明文を素直に頭に入れると、よく言われる「英語を英語のまま理解する」訓練になることに気づいてきたのです。
Fumikaさんが書かれている「遠回りなようで一番近道な学習法」ですね。
かいちゃんさんが書かれている「思考力が増す」のを実感できます。
また、和訳で英英辞典を使うと自分の国語力のなさを実感します。英英辞典の隠れた効果とでもいいましょうか。英語の説明文を読んで頭の中にイメージができても、それをいざ日本語に置き換えようとすると相当する日本語の単語が浮かばないのです。
ですので、和訳で時間がないと英和辞典を使ってしまいがちですが、英語力をアップさせるには、英英辞典はものすごく有効です。しかもロングマンのような学習者向けのものなら、続けていくうちに辞書を引くのが楽しく感じてくると思います。
中学や高校でも英英辞典をメインに使えば、本当に使える英語が早く身につくと思います。
投稿: あすくみ | 2007年2月27日 (火) 12時03分
英語の虎さん
再度のコメントありがとうございます。
なんかとっても勇気づけられました。今後とも草の根運動を続けていこうと思います。
実際にこのブログをはじめて徐々にですが、ロングマンを使った学習に賛同していただける仲間が増えてきたので、そこからまたロングマンが世の中に広がっていくと思います。
投稿: かいちゃん | 2007年2月27日 (火) 21時54分
Nanakeさん
コメントありがとうございます。
Nanakeさんも英英辞典派だったんですね。Nanakeさんのおっしゃられるとおり、名詞は英英辞典で調べてわからない場合は、英和辞典で再度確認したほうが良いと思います。また構文に関する文法を調べる場合も英和辞典の方がすぐれていると思います。
英英辞典がもっとも威力を発揮するのは動詞ですよね。非常に多くの英語の動詞は、日本語では表せない概念を含んでいるので、ひとつひとつそれらも覚えていくと、読みが深くなりますよね。
あと、Nanakeさんがやはり指摘しているように、英作で英英辞典を利用すると理論的できれいな英文が書けます。ロングマンを英作でどのように活用するかも、このブログで紹介して行こうと思っています。
もし参考になるようであれば幸いです。
投稿: かいちゃん | 2007年2月27日 (火) 22時10分
あすくみさん
コメントありがとうございます。
あすくみさんも、私に賛同していただいて、ロングマン仲間に入っていただいた貴重な方です。ときどきあすくみさんのブログでロングマンを使った学習を紹介しているのを拝見し、大変うれしく思っています。
あすくみさんが指摘されているように、ロングマンで単語を調べることは、英語を英語のまま理解する訓練になります。これが読解力を飛躍的に伸ばしてくれます。
私たちが英語を英語のまま理解する際に直面する問題の一つに、「長さの壁」というのがあります。短い文章であれば、直読即解ができるのに、まとまった内容の長い文章を読むと、「はて、何が書いてあったんだっけ?」ということがよく起こります。これらの問題もロングマンを使うことによって解消されます。このプロセスについては、これからの私のブログで明らかにしていきます。
私はロングマンを使う最大の効果は、思考力が増すことだと思います。なぜ思考力が増すのかも、その理由を今後のわたしのブログで説明していきます。
あすくみさんもお気づきになられているようですが、ロングマンを使うと日本語にも鋭くなります。これは言葉の概念やニュアンスといったものをたえず考えているからです。
高校生がロングマンを使うようになったら、間違いなく日本の英語学習に革命をもたらすことになるでしょうね。我々もそのような日がくるように、ひとりでも多くのロングマンの賛同者を増やして行きましょう!よろしくご協力のほどをお願いいたします。
投稿: かいちゃん | 2007年2月27日 (火) 22時54分
紹介までしていただいてありがとうございます。
なるほど、小冊子が一応はついてくるのですね。私のはイギリスで購入したペーパーバック版で、巻頭の "How to use the dictionary" に簡単な説明が載っているだけです。
英英辞典そのものとは、初めてのイギリス留学時に、辞書を持っていくのを忘れてしまい、現地調達せざるを得ないというサバイバル状態で出会いました(笑)。ですから、敷居が高いなどと言っていられなかったわけですが、いざ目を通してみると、英和辞典よりもはるかに分かりやすいのに驚きました。
英文ですから、パッと見て分かるわけではありません。ちゃんと読まなければなりません。しかしそれが、各単語を理解し、記憶することにつながるんだと思います。
現在はロングマンを使用する機会が多いですが、ロングマンの説明は特にイメージがしやすいと思います。ケンブリッジやオックスフォード等と比べると、説明文としてはやや長めですが、そこが好きです。読まなければなりませんから。
各単語の機能的な部分にもしっかり触れられていますし、例文を見ると、学習者が勘違いしやすいところを補うような内容であることに気付きます。
ネイティブ、ノンネイティブ問わず、英文を書く機会の多い方にも便利な辞書だと思います。
しかし、私の使用法はその程度でして、かいちゃんさんのように使いこなせてはいません。ロングマンの良さをもっと生かした使い方をしないともったいないですね。
次回の記事も楽しみにしています。
投稿: Mojo | 2007年2月28日 (水) 09時47分
Mojoさん
いつもコメントありがとうございます。
本家本元の英国でロングマンを購入されたんですね。英国製ロングマンは、なんとペーパーバック版なんですか。ロングマン研究家(勝手になってしまいました、へへへ…)としては、一度見てみたいものです。以前、仕事で英国へ行ったことがあるのですが、本屋でロングマンを見るという考えが浮かびませんでした。残念!
思わぬアクシデントで、ロングマンと出会えたのは幸運でしたね(笑)。Mojoさんのおっしゃられるように、ロングマンを使ってみると意外とわかりやすいことがわかります。はっきり言って、難しい漢字を使っている英和辞典よりわかりやすいです。
やっぱり、ロングマンは他の英英辞典より、説明がわかりやすいですか!他の方のブログを読んでも、みなさんそのように言っています。英語学習者用英英辞典のパイオニアだけあって、他の英英辞典より一日の長があるのかもしれません。
ロングマンをほぼ3~4年ごとに買い換えて過去5冊使いましたが、購入するごとにロングマンは使いやすくなっているのがわかります。ロングマン本社の日々の努力が感じられます。内容について問い合わせをしたことがあるのですが、懇切丁寧な説明文を送ってきます。親切な人たちですよ。
また、彼らは、語法について間違っていれば、素直に受け入れて訂正します。私は一度「ここの表現はおかしいのではないか」と指摘したことがあるのですが、次のバージョンでは修正されていました。一読者の意見でさえ大切にする誠実さを感じます。
そんなわけで、私はロングマン・ファンです。
投稿: かいちゃん | 2007年3月 1日 (木) 12時14分
こんにちは。
英英辞典を使うことのメリットを詳しく書かれている記事として、私のブログの中でとりあげさせていただきました。
投稿: あすくみ | 2007年3月16日 (金) 08時27分
あすくみさん
当方のブログを紹介していただきありがとうございました。
あすくみさんのロングマンを使ったブログは、Fumikaさんのとはまた違った「味」がでていて、これから英英を使おうと思っている読者の参考になると思います。
これからの英英記事紹介が楽しみです。
投稿: かいちゃん | 2007年3月17日 (土) 06時52分
初めまして。ロングマンの使い方!大変興味を持って拝見させて頂きました。私は最近、英語に目覚め中学卒業以来初めて勉強をしたいと思い、1番効率がいい勉強法を探していた所いたる所でロングマンの名前が出てきました。じゃぁ私も早速!!と手にしましたが・・・定義・例文の単語が全然解らず意味の想像がつかないのです。英語超初心者の私には少し早かったのでしょうか?英語勉強法で何かいい方法がありましたら是非アドバイスを下さい。
投稿: みぃちゃん | 2007年3月17日 (土) 23時47分
みぃちゃんさん
コメントありがとうございます。
高校生の方ですか?
ロングマンを使うには2つの条件があります。一つは基本2000語をマスターしていること。もう一つは不定詞、関係代名詞、分詞の文法知識を身につけていること。
これらは通常、高校2年生の半ばくらいで身につく知識です。
ロングマンは語の定義を基本2000語で説明しています。ロングマンについている基本2000語という冊子を使って、どれくらいのみぃちゃんさんの語彙力があるかテストしてみましょう。その結果、もし8割以下であれば、まずその基本2000語の小冊子を丸暗記しちゃいましょう。それと同時に、不定詞、関係代名詞、分詞構文に不安があるようであれば、おさらいを簡単にしましょう。なぜかというと、ロングマンの語の定義は、不定詞、関係代名詞、分詞のオンパレードだからです。
それさえ済めば、ロングマンは使えます。ただし英和辞典と違い、最初は苦労します。オジサンも使い始めはディファイニングが上手くできませんでした。一つの単語の意味づけするのにかなりの時間がかかりました。ただし徐々にコツがつかめてきます。
最初にうまくできなくても諦めちゃいけません。ロングマンの使い始めは、英和辞典と併用しましょう。最初にロングマンで調べて、どうしてもピンとこなかったら、英和辞典で調べましょう。徐々にですが、英和辞典を引く回数が減ってくるはずです。これ、オジサンが保証します。なぜなら、オジサンもみぃちゃんさんと同じレベルから始めて、いまのレベルに到達したのですから。
投稿: かいちゃん | 2007年3月18日 (日) 11時52分
丁寧な説明ありがとうございました。なんだか光が見えてきた感じです(^0^)これからも英英記事を参考に頑張って見ます。。。
投稿: みぃちゃん | 2007年3月18日 (日) 12時09分
みぃちゃんさん
どういたしまして。
わからないことがありましたら、遠慮なく質問してくださいね。
投稿: かいちゃん | 2007年3月18日 (日) 16時30分